Restore
Z50J モンキー 1975年
分解
バイクは作業しやすく台の上に乗せています。
割りピン類は全て交換します。
違うワッシャーが付いていますね。
サビサビ
タンクを取り、シートを外し、転倒防止に上からベルトで支えています。
分解するときはハーネス位置の写真を撮っておきます。
組立時写真は大事。
エンジンを降ろします。
ハーネス類取り回しの写真
カプラーの位置
アース位置の確認も
かなり分解できました。
安全ロープを外しました。
大まかな分解完了!
少しやってみましたがタイヤレバーでは歯が立たず時間がかかりそう。
大型バイクのタイヤ交換を自分でやろうと購入した工具。
これならOK。
タイヤレバーでは疲れてしまいそうです。
DIY出来そうな工具です。
ハブのシールを抜きます。
リヤはスチール含む硬いシールです。
少しずつ浮かして取ります。
ベアリングプーラー活躍
安く購入出来るようになりました。
全部で4箇所です。
レストアでは必ず交換しています。
フロント側
TL125イーハトーブのレストアでDIYしたスプリングコンプレッサーを少し加工して利用
サビを取り、色を塗って再利用しようと思いましたが、ダンパーのオイルが抜けていたので再利用不可。
何か探します。
レース類も外します。
シートベースを外します。
エアークリーナーケース分解
コーションラベル、レストアには大切です。サイズを計ります。
出来るだけ忠実に再現したいと思います。
テールランプ
レンズは社外品みたいです。
割れているので交換します。
ストップスイッチ
スプリングのサビを取って再利用
ホーンのカラー、ブッシュを外します。
マフラーカバー
裏側なのでサビを取りジンクスプレーで錆止めをします。
ブレーキシュー
シューに油が付いて効きが悪そう。
一皮剥きたい。
コーションラベル
写真を撮っておきます。読めないけど!
補修部品が無い時はパソコンで製作します。
ワンオフです。
ドリブンスプロケット
キャリア
出来れば磨いて再利用したい
ステップバーもバラバラにします。
塗装を剥離すると意外とサビだらけが多いんです。
スロットルパイプ
構造が面白いです。当時のカブと同じですね。
グリップラバー 、ハンドルスイッチ
Z50Jのオリジナルグリップは独特な形をしています、
ここはオリジナルにこだわって交換します。
ラバーは再使用しないのでカッターを使って取ります。
スイッチのボタンにtecのマーク入り。
面白い!
フロントフォーク
グリスを取り分解します
過去にブラケットの取り外しで苦労した記憶があります。
コツが要るんですよね。補修部品が廃盤なのでブラケットは再利用。
プラスチックの筒カラーは消耗品なので交換、フォークのガタガタが消えるんです。
エンジン分解
作業台が活躍
ピストンの頭が腐食しています。
焼付きはなさそうです。
ショックドライバー新調しました。グリップが太くて使いやすいです。
自作の作業台にエンジンを載せてもグラつかないでショックドライバーが使用できました。
クラッチ分解します。
工具活躍
ワッシャーは向きが指定されています。外側に向ける方にoutsideと刻印があるのでわかります。
意外とオイル汚れは無いですね。
クラッチ板
プレートもローラーが当たる箇所に凹みができたら要交換です。
出来ていました、交換します。
クラッチ板は2枚使っています。
レストアでは交換しています。
角度を変えられます。上を向いたり、斜め、横など。
作業しやすいです。
角度により垂れたオイルをキャッチしきれないので新しく作る時はサイズに注意です。
ヘッドを分解、バルブを取り外し、少し擦ってみましたが、スラッジやカーボンが付着しています。
ヘッドとバルブの擦り合わせをします。
キャブレター分解
洗浄に今回は新兵器を使います。
ガソリンエンジンの三要素
「良い混合気」
「良い圧縮」
「良い火花」
に関わる部位はレストアでは手を抜かずに楽しみながら作業します。