Hobby
E80コントロールノブの製作 (2011.5.29)
ホンダ発電機E80
ホンダ発電機E80のスロットルコントロールのノブを製作します。
以前に発電機を手に入れた時にスロットルの丸いコントロールのつまみの無いE80発電機がありましたのでエポキシ樹脂のレジンを使用してノブの複製を作ることにしました。
コントロールノブ(複製品)
過去に複製したコントロールノブをあらたにエポキシ樹脂で複製しながら記録していく事にします。
発電機E300のノブとも違う専用品です。ホンダの発電機E40,E80,E100に共通で取り付きます。
ダイヤブロック
ダイヤブロックで囲い、粘土の大きさを決定する。
粘土
粘土をこねます。
粘土をダイヤブロックに詰める
こねた粘土をダイヤブロックの中に詰めていきます。少し多い位でOKです。
粘土の面を平らに
缶を使って粘土の上を平らにしていきます。
余分な粘土をカット
粘土の上を平らにならしたら余分にはみ出ている粘土をカッターでカットしていきます。
ノブの成型
ノブの凹んでいる部分に粘土を盛ります。
ノブ面を平らに
ノブの上面を平らにすると共にネジの穴をふさいでおきます。
粘土の上におく
ノブに粘土を塗った面を下にして少し押して置きます。
シリコンと硬化剤
シリコンに硬化剤を適量入れます。いつも使用しているシリコンはウェーブシリコンで、シリコン50gに対し硬化剤0.5gの割合です。
かき混ぜ
硬化剤をシリコンと混ぜます。硬化剤の色が赤なので混ざり具合は一目瞭然です。
最初は細く
離型剤をスプレーしてシリコンを流します。シリコンは細く出して現品に掛けていきます。細くする理由は空気の混入を出来るだけ少なくさせるためです。現品が隠れてしまえば一気にシリコンを流し込んでも良いと思います。
シリコンのリサイクル
いらなくなったシリコンは細かく切って混入させてシリコンの節約につなげる。
1日保管
シリコンは24hで固まるので1日待ちます。
上部完成
上部にかぶせたシリコン型が完成です。
ブロックをはずす
粘土を取り除き下部の製作をします。
ブロックで囲む
現物面を上にしてブロックで囲い離型剤をスプレーします。
シリコンを流す
シリコンを細くしてたらします。
シリコンのリサイクル
いらなくなったシリコンは細かく切って混入させてシリコンの節約につなげる。
シリコンを上限まで入れる
シリコンを流して24h待ちます。
型の完成
シリコンの型の完成です。
注ぎ口の製作
型に注型剤を注ぐための「注ぎ口」と空気を逃がすための「空気抜き口」をカッターなどを利用して作ります。
エポキシ樹脂
AXSONエポキシ主剤と硬化剤です。硬化剤の比率は50%~100%で、50%の時が一番硬くなり、100%比率ではゴムのようになるようです。今回は50%で作成します。
着色トナー
AXSONエポキシは超透明性エポキシのため多少の色付けを行うために樹脂への着色用トナーを使用し色付けを行います。今回はブラック。
レジンの注入
50%に混ぜたエポキシ樹脂のレジンを注ぎ口より入れます。
完成
複製が出来上がり、バリを取り完成となります。