ホンダ純正部品
HONDA GENUINE PARTS
ホンダ純正部品
昭和30年代初頭世はスピード時代といわれていました。
この時代の花形として活躍しているものに飛行機がありました。
何しろ昔は江戸から長崎へ行くのに水盃(再び会えるかどうかわからない別れに際して、酒の代わりに互いに杯に水を ついで飲むこと。)までして出かけたというのに、飛行機に乗ればほんの一眠りで着いてしまうと云う速さだから、当時飛行機こそは名実共にスピードの王様だったようです。
明治生まれのお年よりは皆『冥土の土産に是非一度乗りたい』と言っていたとかいないとか。
ところが飛行機は冥土の土産話どころか、うっかりすると『冥土行きの特別急行便』となりかねないとの記事が…
当時の新聞の社会面に
【危ない飛行機に警告、粗雑な整備、もぐりこむ不良部品、航空局、各社を一斉検査】と5段抜きの記事が掲載されました。
当時運輸省航空局で航空機を使用する事業会社23社の整備状況を検査したところ、僅か2、3社を除き各航空会社とも不良部品を使用しており驚いた当局は行政指導に乗り出し、特に悪質な違反社には改善命令が出されたと報じています。
なぜ、不良部品を使用したかといえば、各社とも経営が赤字続きの為、町工場で作った安い部品を使用し経営の赤字をカバーしようとした為だったそうです。これは飛行機に限ったことではなく、当時のオートバイにも云えたようです。
模造品を使用して車を壊した尻は結局は製造メーカーに持ち込まれるのだからたまったものではなかったようです。
ホンダでも例外ではなく多くの模造品の機能部品が巷にはびこっていたようです。
当時からホンダの部品は航空機部品と変わらない精度いやそれ以上の精密度をもつ部品と云われていました。
ホンダは純正部品の販売にホンダ純正部品指定販売店を設け全国でホンダ純正部品の使用の推進を図ってきました。
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日商部品沼津営業所
昭和32年10月1日発行 ホンダの友48号表紙写真
株式会社岡田商店、現在はホンダ部品販売株式会社
日商部品株式会社、現在は株式会社ホンダパーツ日商
ホンダ純正部品の代理店は地域のベストパートナー、Honda Partsとして全国で活躍しています。