『鍋田記念・富士山ヒルクライムラン2015』2015.9.13
鍋田さんは1963年8月4日に標高3776メートルの日本一の高さの富士山にカブで初めて登頂に成功された方です。今から52年前のお話です…
スーパーカブで富士登山に挑んだ鍋田さんと2013年7月21日にお会い出来、当時のお話を聞く事が出来ました。
愛車を自分で改良し、最も険しいといわれる全長40キロの富士宮コースを12時間で突破されたそうです。
今年は最も急勾配といわれる須走口コースに仲間達と挑みました。
名付けて『鍋田記念・富士山ヒルクライムラン2015』
前乗りキャンプin精進湖 2015.9.12
『ふじ山夢ロード』
本栖湖や精進湖に向かう時はいつも『ふじ山夢ロード』を利用しています。
裾野の十里木から入り、とても走りやすい道路です。
9月になりススキが出てきました。
月が変わり10月になるとススキの穂が垂れ秋の深まりを感じることが出来ます。
オススメの『ふじ山夢ロード』です!
でも注意も必要
熊も出没 恐!
午後二時過ぎに精進湖に到着です。
テントの設営を済ませマッタリとした時間を過ごします。
TONYさんは早めに来られて、場所取りをして頂いておりました。
ありがとうございます。
佐野さんも到着済みです。
穏やかな精進湖。
ちょっと早いですが宴の始まりです。
焚き火の炎に癒されて、夜更かししてしまいました。
今回の宿泊は5名です。
9月13日
AM5:27の日の出の合図とともにヘラブナ釣りの船が出て行きます。
水面には逆さ富士が綺麗ですね。
集合写真。
この後AM7:45に『須走道の駅』に向けて出発です。
富士山は少し曇ってきましたね。
『鍋田記念・富士山ヒルクライムラン2015』2015.9.13
『すばしり道の駅』 集合場所
沢山集まってきました。
東京から、名古屋から
懐かしいカブ仲間の顔も
TONYさんとのミーティングも済ませ30台をグループ編成をして五合目に向けて出発です。
納車されたばかりのS660でお友達が応援に来てくれました。
「チームF」の2分後にスタートするのが50~105ccのカブ。「チームU」です。
我がCT110もスタートです。
すばしり口五合目
途中インジェクションのカブに抜かれながら到着しました。
CT110には副変速機が付いており今回初めて使いました。
急勾配の途中で停車しミッションを切り替えました。
15度以上の傾斜にはとても使いやすい機能でした。
通常はローギアでしか走行できない坂道を三速や四速を使って走行出来ます。
優れものですね。
バイクが倒れてしまいそうな凄い風が吹いています。
雲の切れ間から山肌が見えます。
駐車場に戻ってくる方々を見ていると、どうも茸採りに来た人達のようです。
沢山の収穫袋を腰から下げていました。
下界も見えました。
とにかく風と雨が凄くて寒い!
TONYさんは滑落しそうになりながら高台から記念写真を!
いつもありがとうございます。
ドラマが待っていました。
最後尾はプレスカブ+トレーラーの愛知県からお見えになったシェフNさん。
バイクは50ccです。
中々待っても来ないのでTONYさんが見に行ってくれました。
「1km下まできているよ〜」とTONYさん。
リタイヤかと心配していましたがよかった!
来ました来ました!
えっ!それも押しています。
横で並走しているのは息子さんなんです。
息子さんありがとう。
諦めること無く完走しました。
皆で出迎えました。
自然と皆から拍手が…
涙腺がもたないよ
山親父さんもお手伝い、 優しいね!
シェフNさんお疲れ様でした。
「67歳でこんな大変な事をするとは思わなかった」
とおっしゃっていました。
「足が悪いんで…」
えっ大丈夫なの?
「押してきたのでいいリハビリになりました」と笑顔で話されておられました。
僕にはできないな。
色んなドラマがありますね。感動しました。
シェフNさんと息子さんの『富士山ヒルクライムラン』を見れただけで僕は胸いっぱいですよ。
この後、道の駅まで下り解散となりました。
皆さんお疲れ様でした。
又来年お会いしましょう!