片付けをしてたらキャラクターの恐竜コチラくんがプリントされたツナギが…。
このツナギは遊園地『多摩テック』のキャスト用のユニホームです。
『多摩テック』のお話を少し…
『多摩テック』は2009年9月30日、惜しまれつつも48年間の営業にピリオドを打ち閉園となりました。
実は多摩テック、ホンダが作った遊園地なんです。
HONDAの創業者、本田宗一郎さんは考えました!
『子供たちにエンジンに触れる機会を与えてあげたい』
『エンジンに触れることで、オートバイや車に理解と親近感を持ってほしいな〜』
そんな夢と希望を持って創設されたのが遊園地『多摩テック』だったのです。
子供たち向けにHondaの教材エンジン『CUBY』を使ったエンジン教室も行われたんです。
だから
多摩テックのキャッチフレーズは
科学が生んだお伽(おとぎ)の国、山の自動車ゆうえん地 多摩テック
なのです。
閉園し5年がたちました。
閉園の年、遊びに行きました。
翌年、テレビ番組「深いい話」でこの多摩テックのお話がでました。
紹介しますね!
閉館にあたり多くのお客様から「さよならメッセージ」をいただきました。
多摩テックの園長が手紙の数々を読み進むうち、ある1通の手紙が目に留まりました。
人目もはばからず感動で涙が止まらなくなったそうです。
それは、こんな内容が書かれていました。
「親と来た多摩テック」
「彼女と来た多摩テック」
「子供と来た多摩テック」
「そして今日、孫とここにいます」
「長い間ありがとう、多摩テック」
本当にこのメッセージは多摩テックへの感謝の気持ちが溢れてるメッセージだと思います。
最初は親に連れていってもらい遊びに来て、大きくなったら恋人ができてデートで多摩テック! そしてその恋人と結婚をして子供が出来て、子供と一緒に多摩テック!そして、その子供が大きくなり結婚し、孫が生まれ今日その孫と一緒に多摩テックに…
一企業の存続が、多くのお客様の人生に影響を与えているのかがわかりますね!
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